電気工事士の技能試験の工具・材料の選び方 公式の指定工具と、使えない工具


技能試験の工具は、自分で用意します。電気技術者試験センターは、作業に最低限必要な「指定工具」を示しています。工具セットや材料セットは種類が多く迷いますが、公式の指定工具と、使えない工具を押さえれば、選ぶ範囲が絞れます。
こんな方に
- 工具セットが多くて、どれを選べばよいか分からない
- 練習材料を何周分そろえるか迷っている
- 試験で使えない工具を知りたい
費用の目安
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 工具セット(指定工具+VVFストリッパー) | 1.5万〜3万円(日本電気協会九州支部が、HOZANの工具セット〔DK-28〕を18,400円で販売している例があります) |
| 練習材料(候補問題13問・1周分) | 1万〜2万円 |
| 練習材料(2周分) | 1.8万〜3.5万円 |
※目安です。購入は各ECサイトで行われます。材料の数量は、練習する問題の数で変わります。
決める前に知っておきたいこと
| 項目 | 確認すること | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 指定工具6品目 | ペンチ、ドライバー(プラス・マイナス)、電工ナイフ、スケール、ウォーターポンププライヤー、リングスリーブ用圧着工具 | 公式が「作業に最低限必要」として示しているものです |
| リングスリーブ用圧着工具 | JIS C 9711に適合したもの(握りの部分が黄色)で、「○・小・中・大」の刻印がはっきり出るもの | 圧着端子用の工具(刻印が数字のもの)では、欠陥になります |
| VVFストリッパー | 公式の指定工具ではありませんが、被覆をむく作業の補助に使う方がいます | 使い方に慣れる練習が必要です |
| 使えない工具 | 電動工具(電動ドライバーなど。電動機能をOFFにしても不可)、テスターなどの計測器、改造した工具(持ち手を延ばすなど)、自作の工具 | 試験中の工具の貸し借りもできません。カッターナイフは、けがが多いため自粛が呼びかけられています |
| 練習材料 | 候補問題13問に対応した数量か、何周分か | 試験当日の材料は支給されます。練習用は自分で用意します |
候補問題は毎年公表され、令和8年度は2026年1月16日に13問(No.1〜No.13)が公表されました。工具セットや材料セットが、今年度の候補問題に対応しているかも、購入前に確かめましょう。
ご自身でできる確認
- 公式の受験案内で、指定工具6品目を確かめ、すでに持っている工具を書き出す
- 候補問題13問のうち、何問を何周練習するかを決め、必要な材料の数量を見積もる
- 圧着工具の刻印(○・小・中・大)がはっきり出るか、使い古していないかを確かめる
DIY志向の社会人・工具を買い足したい
関東・30代
お悩み
工具セットが多くて選べない。必要なものだけ知りたい。
無料チェックでご案内した内容
手持ちの工具に、リングスリーブ用圧着工具とVVFストリッパーが足りない結果でした。指定工具6品目がそろう最小のセットと、材料は候補問題13問を1周分そろえる方法をお伝えしました。