施工管理技士を社員に取らせたい会社へ 営業所技術者の確保と、研修の進め方・費用・助成金の確認


建設業の許可には、営業所ごとに営業所技術者(旧:専任技術者)を置く必要があり、現場には主任技術者・監理技術者の配置が求められます。施工管理技士の資格者を増やすとき、社員の実力差に合わない研修だと、費用をかけても受検に至らないことがあります。人数と現状に合わせた進め方と、費用・助成金の確認点を整理します。
こんなお悩みはありませんか
- 営業所技術者(旧:専任技術者)を増やす必要がある
- 過去に費用を補助した講座が、受検にすら至らなかった
- 20名ほどに取らせたいが、全員を同じ講座に通わせる予算はない
費用の目安(1人あたり)
| 進め方 | 1人あたりの目安 | 向いている会社 |
|---|---|---|
| 通信+添削(法人プラン) | 5〜15万円 | 現場が忙しく、全員を同じ日に集められない |
| 集合研修(2〜3日) | 8〜20万円 | 二次(経験記述など)をまとめて仕上げたい |
※目安です。人数(10名以上で単価が下がる)、添削の回数、集合か通信かで変わります。受検手数料は別です。
決める前に知っておきたいこと
| 確かめること | 内容 | 理由 |
|---|---|---|
| 受検資格 | 2024年度から、1級の第一次検定は受検年度末に19歳以上、2級の第一次検定は17歳以上。第二次検定は第一次検定の合格後の実務経験で受検する | 対象者ごとに、いつ・どの検定から受けられるかが変わる |
| 試験日程 | 令和8年度の建築施工管理技術検定は、1級が第一次7月19日・第二次10月18日、2級が第一次6月14日と11月8日・第二次11月8日。種目(建築・土木・電気・管など)で日程が違う | 研修の開始時期を、受検日から逆算して決める |
| 講座と独学の使い分け | 実力差が大きいときは、講座が必要な方と独学で足りる方を分ける | 社員の方が各資格の無料チェック(個人向け・連絡先の入力なし)を受けると、分けやすくなる |
| 助成金 | 人材開発支援助成金の人材育成支援コースでは、建設業の「土木施工管理技士の資格を取得させるための訓練」が助成対象の訓練例として示されている。建設の中小事業主は、建設労働者技能実習コースも確認できる | 計画届を訓練開始の6か月前〜1か月前(人材育成支援コース)に出す必要がある。受給は保証されない |
ご自身でできる確認
- 対象者の種目(建築・土木・電気・管など)と級、受検資格(学歴・実務経験)を一覧にする
- 対象者の現状(未受験/不合格経験あり/混在)と、人数・時期・1人あたりの予算を決める
- 助成金を使う場合は、訓練の開始予定日から逆算して、計画届の期限(開始の6か月前〜1か月前)を確かめる
従業員70名の建設会社・46歳課長・20名に施工管理技士を
中部・40代
ご相談
20名に取らせたい。1人5万円の予算で、助成金も使いたい。
窓口の対応
社員の方が各資格の無料チェックを受けて、講座が必要な方と独学で足りる方を分ける進め方をお伝えし、助成金の要件(計画届の提出時期)の確認ポイントを説明して、法人プランのある研修会社を2社ご紹介しました。
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